社会人として働くに当たって、必要な要素はいくつかあります。
先日記事にした、コミュニケーション能力もそうです。
お客様や上司、後輩とのやりとりの中でとても重要な要素です。
今日は、そんな要素の一つとして考えられるリスクマネジメントについて話していきたいと思います。
用語リスクマネジメントとは
リスクマネジメントとは、
事前に想定されるリスクを把握し、それらのリスクを回避・低減するための行動
のことを言います。
つまり、何か問題が起きそうになったり、危険な状況になりそうな時に、それらの可能性を察知した上で、起こらないように対策をすることです。
事例
例えば、こんな例があります。
①長距離トラックの運転手
2時間ごとにパーキングエリアで30分仮眠をとる
②高層ビルの清掃員
命綱を着用しての仕事
なぜ、重要なのか
では、リスクマネジメントがなぜ重要なのでしょうか?
上であげた例を元に考えてみます。
①長距離バスの運転手
こちらの場合、リスクに当たるのは”居眠り運転を行うことで、交通事故を起こしてしまうこと”です。そのため、リスクを回避するために居眠りを行わないために、パーキングで事前に休憩をとり、回避をしています。
見てみると当たり前のことですが、この対策を取っていなければ影響はとてつもなく大きいです。
・交通事故発生
・運転手怪我
・会社の勤務体制の追求
・経営者の責任退陣
・経営破綻
リスクマネジメントを行わないことで、本当に大きな影響が発生します。
これらは少しのことで回避することができる内容も多いため、とても重要になってくるわけです。
これらの例は本当に当然のリスクマネジメントですが、みなさんの仕事にもいろいろなリスクが潜んでいるはずです。
それらのリスクにしっかりと気付けるか?それがとても重要となってきます。
優先順位がつけれない先輩
お客様からの問い合わせ
つい最近、私はこのリスクマネジメントがなっていない状況に出くわしました。
私たちシステムエンジニアは日々お客様からくる問い合わせに、対して使い方の説明や、プログラムの修正を行う事が多くあります。
その中でも、緊急の問い合わせがあり、その内容が解決しないと業務が進まない、なんてこともあったりします。
仕事が止まってしまうリスク
先日、私がやってるプロジェクトでも、まさに、そんな状況になりました。
お客様からお昼くらいに、請求書が発行できないと連絡がありました。
ちょうど私は別の打ち合わせに参加しており、18時頃までその問い合わせに気づくことが出来ませんでした。
その内容を見た時は焦りました。。。
やばい、これ回答できてなかったら請求業務止まってるやつやん!!
さすがに、緊急度高いし他のメンバーでさばいてるやんな。。。
幸いにも他のメンバーは、出先ではなかったので、対応してるだろうと思い連絡をすると、
あ、すまん。やってない。
来週対応するわ。
これです。
まさにリスクマネジメントが出来てない。
この対応が遅れればどんな影響が出て、どのような問題になるのかを想定していないんですよ、たぶん。
さすがに緊迫した状況だということを把握してほしい(TT)
ほかのどんな業務があったとしても、これは最優先になるべき仕事です。。。(/Д`;
その際は結局、電話一本入れることでお客様に対処いただくことができ、夕方からでも処理をしていただくことが出来ました。
とはいうものの半日近くその業務は止まっておりました。電話一本で済む内容なのに。
まとめ
・リスクはどんな仕事にもつきまとう
・優先度をいかに正しく線引きできるかが重要
皆さんの仕事にもリスクは必ず潜んでいるはずです。
そのリスクに対してどう向き合うか、どう対処するかがとても重要になります。
結局は仕事の愚痴になっちゃいました。。。笑
ではでは